尾道 ベッチャー太鼓



開催日時:
毎年11月1日~3日に開催

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 今から約200年前の江戸時代後期、1807年(文化4年)、尾道に疫病が流行した折、時の奉行 南部藤左衛門(なんぶとうざえもん)が各寺社に病魔退散のお祓いを命じました。当 吉備津彦神社(一宮神社)においても三日二夜のお祓いを行い、その修祓(しゅばつ)の日、ベタ(武悪)・ソバ(大蛇)・ショーキ(天狗)の三面の鬼神と獅子頭を先導に、神輿(みこし)が街に繰り出したのが、ベッチャーの始まりと伝えられております。

 そうした祭りの情景を、古くから伝わるお囃子(はやし)・神輿太鼓のリズムをもとに、現代風にアレンジし、昭和62年に組太鼓として創作・編曲されたのがベッチャー太鼓です。

 移り行く世にあって、日本古来の伝統を重んじながらも、日々新しい音の創造を目指して研鑽(けんさん)を重ねております。体力の限界まで打ち鳴らすその響きは、私たちの魂の叫びであり、尾道を発信地として世界、そして未来へ届けるメッセージです。

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